牛タン定食の漬物は多いのか

親知らずを抜くための打ち合わせに、初めて大学病院にはいる。とても大きい、大きい施設だ。コンビニとかパン屋とか花屋とかがあって充実しているな〜と関心しながら歩く。そもそも病院ってそういうものか。タリーズコーヒーもあった。チェーン店のコーヒーショップがはいっているのはかなり都会的と感じるがどうなんだろう。まず、病院の作法がわからない。処方箋も分かっていない。多分触ったことがない。とりあえず大きな受付らしいところで受診票を作ってもらう。足元に道案内のラインが引かれていたから辿り着けた。本を読みながら待たせてもらうが、いつ呼ばれてもすぐに向かえるよう、早押しクイズの要領で、苗字の頭文字を逃さないよう集中して聞いた。スタンバイ耳。早く受付してもらいたい、というよりかはぼんやり聞き逃してしまい、呼ばれたことに永遠に気づけないままになりそうで恐ろしかった。受付とは、こちら側にもしっかりと綱を渡されているものなのだな。相互確認で成り立つ。それなりに待ち、自分の名前が呼ばれると、本当に呼ばれるんだと小さい感動があった。そういうギャップで喜ばすタイプなのか。わたしに病院待たされの経験則や耐え性がないだけか。話には聞いていたけど、病院の待たされについて楽観視していた。認識を改めよう。とにかく待つ。覚悟がいる。

親知らずは5月の頭にとりあえずひとつ抜くことになった。抜くの言葉の中には、歯茎を切ったり歯を割ったりする動作も含まれていて、分かりやすい図説をみたり術後の副反応の危険性について説明を受け、ひんやりとした。また、帰りに受付の方に質問をしたら軽くあしらわれてしまい、薄く泣いた。疲れているんだわたしは。日頃念じるように自己肯定をしている身としては、不当な扱いを受けると悔しくてすぐに泣いてしまう。こんな人間が社会に出ていることをもっと褒めてもいい。

これではいかんと、元気促進するために、ウルトラリラックス聴いたけど冷やかしのようで逆効果のようだった。悲しい印象が結び付いてしまっては勿体無いと途中で聞くのをやめた。また元気になったら聴こう。聴けるように元気になろう。

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サイゼリヤに行ったら、ドリンクバーのコップがはいっているかごを前後ひっくり返して手前にコップのストックがくるようにしておく慈善活動をしています。これで政治家になろうかな。

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ここ最近、天気が良いので山登りへの意欲が増している。早く山の湿り気で肺をヒタヒタにしたい。

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牛タン定食の漬物は多い。とはいえキャベツの千切りやサラダが合うかといえば合わないので、野菜を差し込むとしたらお漬物になるから、ちょうどの量なんだろうな。