大きいぬいぐるみは小さい毛布

夢見が悪い。誕生日であり、ただの平日である。
自分で作ったお味噌汁うまい。なめこと大根と油揚げ、みんなだいすき、ありがとう。考えるとお味噌汁の好きな具はたくさんある。というか、お味噌汁がすきなんだろうな。ここ近年は自分の誕生日は、普段は遠慮して言えないような重め愛を伝えてもオッケーなチートデイとして捉えている。友人に愛、家族に感謝を伝える。連絡がくると嬉しいでお馴染みの人に誕生日を祝ってもらい、ことさら嬉しい。なんでこんなに嬉しいのか。他の誰かとは何が違うのか。この人に限らないことだけど、会話の中で、ちょっとしたことをクイズにしてくれるのを、わたしは愛だと思ってる。逆に苦手な人にクイズ出されたときのダルさはすごい。
この前ふとした会話の中で、自分が幼少期において、懸命に取り組んだことが何一つもないことが判明したけれど、よくよく思えばちょっと変な家庭環境のなかで、大きくグレずにここまで来たことがなによりの成果と言えるのではないか。今は、親にも感謝できているし、他の育ちがいい人に対して卑屈に思うこともなくなってかなり生きやすくなった。だから、年をとるのも悪くないよと、同じような気持ちでいる若い人がいれば言ってあげられると思う。
最近の夜はだいぶ涼しいので、タオルケットと犬のぬいぐるみ(大)を抱いて眠る。この時期、大きいぬいぐるみは小さい毛布として機能してくれる。(2024/08/21)