猫に「ちゃん付けする」人という信用

とりあえず気になった部屋があったので内覧に行く。パ氏がついて来たそうだったので同行を依頼した。不動産屋さんまで自転車で向かう。周辺道路はアップダウンもなく、ボコボコも少なく走りやすくて引っ越したらここを爆走するんだろうかと思ったらすでに楽しくなった。

不動産屋さん着。SUUMOで見てとりあえず見るだけで見てみようと思った物件の他に、近い条件のものでSUUMOで見たことない物件も紹介してもらい、まだ知らない世界がここに…!と可能性と感動を得る。先日、去年引っ越しをした友だちになかなかいい物件がないことを相談したら「不動産屋に行った方がいい」と教えてもらったことが、理解できた。とりあえずお店で教えてもらったものを含めて3件。見てまわる。不動産屋さんはドライバーではないのに第三者を車に乗せて移動するなんて実は荷が重い責任のあることをさせられている。すごすぎ。

一軒目はあらかじめSUUMOでみておいた物件。写真で見ていたものと比べると間取りも異なるし、何より古汚い。(古が3、汚いが7。最悪!)明らかに違いすぎて、不動産屋さんとも気まずさを感じるほどで、すぐに出た。次の物件に向かって車を出していただくと窓から大きな公園が見え、暖かくなれば緑が気持ち良いに違いないことが分かる。悔しい。そういえば、去年の春にこの辺りを自転車で走った時、桜を背景に緑の中で遊ぶ子どもたちが見え、穏やかな気持ちでつい立ち止まったのはこの近辺だったか。時間がゆっくりと流れこれはいいな〜と思ったんだ。しかし、古汚い家に我慢して住むわけにもいかないので、どうすることもできない。とりあえず春先にまた自転車で来ようと思う。残りの2件も同様に、思っていたよりも古かったり、水回りがこれは流石に…という塩梅で今回の内覧は終わった。→continue!!

終わってから気づいたこと。パ氏がついてくると言った時、なんの意味が…?と思っていたけど、同行者がいると物件に関しての素直な感想がその場で出せるのがいいなと気づいた。不動産屋さんと一対一だったら、気を遣ってしまい、あんまり素直に言えないような気がする。同行者がいても言えない人もいるだろうけど!

3件目の物件に入る時、向かいのお宅の猫ちゃんがベランダにいたので「あ、猫ちゃん」と言ったところ、不動産屋さんも「猫ちゃんですね」と言っていて良かった。この方は猫に「ちゃん付けする」人なんだなという信用が残った。

帰りに、はま寿司を食べて帰る。あじやいわしなどの光り物がなくて悲しい。茶碗蒸しの銀杏が分かるようになっていた。でも栗の方が断然嬉しいのには変わりはないな。

帰路、かっぱ寿司が潰れたところが貸物件になっていて、こんな明らかに「元・かっぱ寿司」感丸出しの建物に何が入れられるんだろうと思った。ハローマックとはわけが違うだろうに。(20230209)